叶 神 社(かのうじんじゃ)
ひむかしの 丘の神樹の 八百重なす 厳神垣は畏きろかも

Explanatory pamphlet in English by Mr.Anton Acker


鎮守様、氏神様、明神様とさまざまな呼び名で親しまれている叶神社は鬱蒼と木々の生い茂る緑濃き明神山を背景に、神々しく鎮まりまして氏子全ての上にこの上ない御神徳を垂れ給うておられます。

御祭神:誉田別命(第15代応神天皇)

由緒:社伝によると、養和元年(1181)京都神護寺の僧文覚が源家の再興を発願し、石清水八幡宮を当地に勧請され、もし源氏の再興実現せし折は、永く祭祀を絶たざるべしと祈念したところに始まるとされている。

その後、文治2年(1186)には源頼朝公が源家再興願意成就の意を込めて神号を改め、叶大明神と尊称されたと伝えられている。
社殿に昇る石段の両脇に植えられている蘇鉄はこの時に
頼朝公が縁深い伊豆の地より移植奉納されたと伝えられている。
以上創建の意を汲んでか、その後源家の当社に対する信仰はかなり篤かったと想像される。このことは、当社に伝わる鎌倉幕府二代将軍源頼家公の銘の入った花鬘
(けまん)からも容易に察せられるのである。
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